
三条市教育委員会は21日、下田地域の5小学校を2028年4月に1校へ統合させることが望ましいとの考えを住民に示した。今秋に統合へ向けた準備委員会を設立する方針。校舎については、既存のいずれかの小学校の施設を活用することになる見通しだ。
長沢小で開いた保護者を含む住民向けの「しただの郷(さと)学園懇談会」で案を説明した。
下田地域の小学校は長沢小、笹岡小、大浦小、森町小、飯田小の5校。五つの小学校の児童数は、ことし5月1日時点で計296人で、住民基本台帳による見込みでは28年度には計212人に減少。4小学校で複式学級ができる見通しだ。
一方、詳細も含めた検討や判断には時間が必要として、統合の時...
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