
カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選ばれた「ルノワール」について語る早川千絵監督=4月、新潟市中央区
フランス・カンヌで開かれた第78回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で、開志専門職大(新潟市中央区)の教授を務める早川千絵監督の「ルノワール」は受賞を逃した。関係者からは25日、長編デビューからわずか3年で最高賞を競う舞台に立った早川監督に、今後の活躍を期待する声が寄せられた。
早川監督の長編は今作が2作目。映画プロデューサーで開志専門職大名誉教授の堀越謙三さん(80)=山梨県=は「キャリアが浅い監督の作品が選出されたこと自体が評価されるべきだ」とし、「今後の2、3作で最高賞を狙える可能性はある」と躍進を期待する。
早川監督は今春から...
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