
オープンした「パウズ猫の家」で、スタッフと触れ合う猫=佐渡市八幡
飼い主の急死や入院などで突然行き場を失った猫のためのシェルター「パウズ猫の家」が、佐渡市八幡にオープンした。シェルターには早速、9歳の雄猫が迎え入れられ、新たな飼い主とのご縁を求めている。
シェルターは市内の犬猫保護団体「アニマルレスキュー ディアパウズ」が設置、管理する。同団体はスタッフの自宅で十数匹の猫を保護しているが、飼育スペースが限界に達し、新たな保護拠点として4月に整備した。
クラウドファンディングの資金を基に、築30年以上の木造民家の2階を改装した。壁や天井に遮音、断熱を施した3部屋があり、猫の健康状態や慣れ具合によって使い分ける。キャットタワーなどを設け、猫は自由に過ごすことが...
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