
乳がんの告知から治療までを振り返る増田美加さん=新潟市中央区
乳がんをテーマにした市民公開講座が、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで開かれた。乳がんを患いながらも治療して生活する「サバイバー」で、医療ジャーナリストの増田美加さん(62)が講演し、「早期発見で治せる病気だと知ってほしい」と検診の重要性を訴えた。
新潟市医師会などの主催で18日に開かれ、ウェブ視聴を含め約80人が参加した。
増田さんは、女性のがん検診受診率が45%と男性より低い傾向にあると説明。自身は43歳の時に検診で乳がんが見つかったが、「自覚症状も、しこりもなかった」と振り返り、罹患(りかん)率が高くなるため推奨されている40代以上の定期検診の意義を強調した。
医療が進歩し、乳がん...
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