
次世代型園芸ハウスで栽培された長岡産のミニトマト=長岡市美沢3のなじら〜て東店
情報通信技術(ICT)を活用した農業用ハウスで試験栽培した高糖度のミニトマトが、長岡市内のJA直売所に並んでいる。食味の良さを競うミニトマト選手権で上位入賞も果たしており、栽培担当者は「甘くてとてもおいしい」と購入を勧めている。
次世代型の施設園芸を推進する目的で、長岡市は2023年度、農の駅あぐらって長岡(栖吉町)に1棟目の試験用ハウスを整備した。24年度は資源開発のINPEX(東京)と連携し、2棟目のハウスを建て、ミニトマトを栽培している。
25年度はミニトマトの収益性や販路を検証する目的で、5月にJAえちご中越の直売所で販売を開始。1棟目のハウスで栽培した「あぐらって長岡トマト」(20...
残り288文字(全文:588文字)