
関川農事と関川小5年生が商品化に取り組んだ「しいちゃまカレー」
新潟県関川村深沢の農業法人「関川農事」が、関川小学校の5年生と共同開発したレトルトカレーを販売している。具材にトマトなどの地元農産物をふんだんに使用し、児童らがパッケージをデザインしたり、味を決めるのに意見を出したりして奮闘。新潟市の商業施設でPRを兼ねた販売にも取り組んだ。
関川農事は2022年の県北豪雨で農場が被災し、トマト担当の従業員が退職。代わって就農した赤塚友美さん(41)がブランドミニトマトの栽培を始めたが、猛暑で廃棄が多く出た。赤塚さんは「糖度も高く、すっきりしているのに」と活用策を模索し、...
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