長岡市宮本東方町の国営越後丘陵公園で、今秋にもマウンテンバイク(MTB)やバイシクルモトクロス(BMX)などの利用を想定したアーバンスポーツ施設がオープンすることが13日、分かった。公園南東側の未開園区域の一部を使い、人工的にこぶを設けたコース「パンプトラック」などを設ける。公園側は残る未開園区域の整備も進め、約400ヘクタールに及ぶ公園敷地の全面開園につなげる方針だ。

 新施設を設けるのは「里山フィールドミュージアム」の一角に当たる「かわべの里」エリアの一部。施設の名称は「ながおかアーバンバイクパーク」となる見通し。

 林間を走るMTBコースや、平らな場所でBMXなどの技を競う「フラットランド」も整備する。一帯は2020年度に着工、現在も工事中で、今秋のオープンを目指している。

 丘陵公園は、北側の健康ゾーンと南側の里山フィールドミュージアムの2エリアで構成。北陸地方初の国営公園として1989年度に事業に着手し、98年7月に健康ゾーンの一部がオープンした。2003年度に健康ゾーン全体の120ヘクタールが開園。里山側の280ヘクタールは07年度に一部開園し、現在までに220ヘクタールが利用されている。

 未開園区域の整備は、...

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