妙高市の妙高高原地区＝２０２３年１１月
妙高市は、リゾート地の乱開発を防ぐため、開発規制を強化する条例案の概要を明らかにした。妙高高原地域のスキー場エリアなどを対象に、市の許可が必要となる基準を都市計画法の３０００平方メートル以上から１０００平方メートル以上に引き下げる。事前協議や住民同意も義務付け、小規模の開発を把握し、適正な開発かどうかをチェックする。
妙高市では、外資系不動産投資ファンドの「ペイシャンス・キャピタル・グループ（ＰＣＧ）」が妙高高原地域でリゾート開発を計画しており、開発を見込んだ土地建物の取引が加熱している。
市は乱開発を防ぐため、北海道ニセコ町や...
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