
WEリーグ日本女子サッカー最高峰のプロリーグとして2021年からスタート。アマチュア中心の「なでしこリーグ」の上部カテゴリー。秋春制を採用し、昇降格の制度はない。2023~24シーズンから現行の12チーム参加となった。リーグ戦のほかにリーグカップがあり、皇后杯を含めて3大タイトルといわれる。のアルビレックス新潟レディースは26日、聖籠町の新潟聖籠スポーツセンターで2025~26年シーズンの新体制発表会見を行った。今季は橋川和晃監督が3季目の指揮を執り、GK久野吹雪、MF城和怜奈、FW江﨑杏那の3選手が新戦力として加わった。
チームは昨季、リーグ戦4位、カップ戦のクラシエ・カップでベスト4、皇后杯で準優勝。好成績を残したものの、タイトル獲得は成し遂げられなかった。今季こそ「タイトル奪取」を目指す新加入選手やクラブの意気込み、今季の補強のポイントなどを詳しく紹介する。
以下、新体制発表会見ほぼ全内容
※会見内の時系列とは異なり、質疑の回答などは選手ごとに並べ替えています。新加入各選手の紹介や質疑 → 小川貴史GMの編成方針説明 → 橋川和晃監督の意気込みと質疑 → 山本英明社長のあいさつと続きます。
GK 久野吹雪 Kuno Fubuki

小川GMによる選手紹介:ご承知の通り、平尾(知佳)選手が移籍に伴って獲得した選手になります。日本代表の経験もありますし、試合に出場していた経験と、サブとしてチームを支えた経験と、非常に横にも縦にも経験値のある選手なので、即戦力としてチームの力になってくれるんじゃないかなと思っています。
◆今までで1番のパフォーマンスを目指す守護神
ノジマ相模原から移籍してきました久野吹雪です。サッカー選手として挑戦するチャンスをもらえたので、一生懸命頑張ります。チーム全員でタイトルを目指せるように頑張りたいと思っています。
(目標を色紙に書いて発表)
「今までで1番のパフォーマンスを!!」が私の目標です。
(持ち味と、それをどう新潟で発揮していくか)
持ち味は、シュートストップのところだと思っています。このチームで、粘り強く、堅守に貢献できればいいなと思っています。
(対戦相手として見た新潟Lの印象と、練習に入ってみての印象は)
対戦していたときの印象は、攻守においてセットプレーがうまいなってところと、ゴール前の粘り強い守備が、あれだけフィールドの選手が体を張ってくれるのはいいなと思う部分もあったりしました。練習は、GKは割と別で練習することが多いですけど、雰囲気も良く、楽しくやれています。これからどんどん慣れていけばいいなと思っています。
MF 城和怜奈 Shirowa Reina

小川GMによる選手紹介:城和選手は主にサイドになると思うが、ご覧になって分かる通り、サイズもあって、躍動感のあるプレーが特長なので、我々も対戦したときにすごく彼女のプレーにはインパクトを受けて、サイドを駆け上がるスピードとか、運動量、そしてゴールに絡んでくる感覚、その辺はすごく期待しているところなので、是非その辺を期待していただければなと思います。
◆スピード生かした1対1が得意なアタッカー
千葉から加入しました城和玲奈です。タイトル獲得という目標を達成できるように...