
第107回全国高校野球選手権新潟大会の組み合わせ抽選会が27日、新潟市中央区の新潟テルサで行われた。大会には連合6チームを含む65チーム(76校)が出場する。
春季県大会の4強が第1〜4シードに入った。春の県王者、中越が総合力の高さで7年ぶりの夏の頂点を狙う。春準Vの北越も初優勝をうかがい、春4強の新潟明訓と関根学園、秋4強の帝京長岡など私立有力校が猛追する。
公立では投手力のある糸魚川、新潟、新発田農に加え、安定感のある六日町も上位を狙える。 熱戦の行方をブロックごとに展望する。
<Aブロック>私立有力校ひしめく、春王者・中越が本命か
春の県王者、中越が抜けている。北信越大会では県勢が公式戦14連敗していた敦賀気比(福井)を破り4強入り。主戦の左腕雨木天空の安定感は抜群だ。

過去県優勝12回を誇る日本文理は初戦の2回戦で、地力のある開志学園と戦う。両校は春も2回戦で対戦し、日本文理が1点差で勝利。夏は制球力の光る主戦番場晃太郎の日本文理が連勝か、球威のある小池真太郎が引っ張る開志学園の逆襲か。勝者は順当なら3回戦で中越に挑む。
私立有力校の争いに割って入るのは六日町か。秋春は県ベスト8で2年連続シード入りの実力は侮れない。
<Bブロック>北信越4強の関根学園だけじゃない!公立勢も注目...
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