
新潟国際情報大学の越智敏夫学長
参院選の新潟選挙区(改選数1)は、立憲民主党現職の打越さく良(ら)氏(57)が自民党新人の中村真衣氏(46)に競り勝ち再選を決めた。得票差は約1万票。打越氏が何とか逃げ切った形だ。参政党新人の平井恵里子氏(46)は20万票超を獲得し、3番手ながらも存在感を見せつけた。新潟選挙区の評価について、新潟国際情報大学の越智敏夫学長(64)=現代政治理論=に聞いた。(報道部・桑原健太郎)
-事実上の政権選択選挙と位置付けられた参院選で、打越氏が1万票差で再選を果たしました。
「普通は現職が強い。それが接戦になり、打越さんの個人票と(自民の)敵失で何とか勝ち切った。逃げ切っ...
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