
新発田市役所
新潟県の新発田市議会は議会運営委員会を開き、7月に就任した渡邉毅副市長の学歴を巡り、6月定例会本会議で二階堂馨市長の答弁に誤りがあったと報告した。実際は青山学院大第2部を除籍されていたが、「法政大夜間部を中退」と説明した。市議会は会議録を訂正し、市長に対し慎重な発言を行うよう申し入れる。
一方、渡邉副市長の選任に当たり市議会に提出された資料や、報道機関向けの発表資料には大学の記載はなく「高卒」となっており、経歴上の問題は生じないとの見解で一致した。
渡邉副市長は、1988年3月に新発田中央高を卒業し、同4月に東京国税局に採用された。財務省への出向も多く、今年6月まで同省主計局司計課会計監査調...
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