サッカーJ1アルビレックス新潟の熱い戦いが続いています。新潟日報の紙面でも選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をほぼ全部紹介します。

期待の新加入、スウェーデン出身のFWアブデルラフマン・ブーダ・サイディ選手、ブラジル出身のFWマテウス・モラエス選手が各社合同の取材に答えました。

◆お好みでどうぞ FWブーダ       

スウェーデンからやってきました26歳のアブデルラフマン・ブーダです。スウェーデンのハンマルビーから来て、自分はオフェンシブなポジションであればどこでもプレーできるっていうのが、1つ自分の持ち味です。

(チーム練習参加してみてどんな印象)

このチームの選手はとてもおおらかだし。僕に対してもいろいろと話しかけてくれて、多くのスタッフの方もみんな僕に対してすごく親切にしてくれているので、自分は非常に過ごしやすい状態でプレーできているので、大変嬉しく思っています。

(新潟のサッカーの印象と今回移籍を決めた決断の理由は)

まず1つ目の回答に関しては、アルビレックス新潟っていうのは多くの歴史があることとともに、すごく多くのファンがスタジアムに来てくれるチームということを聞いていました。自分でも試合を見てみたら素晴らしいサッカーを展開するクラブであることも分かりましたし、何よりも自分にとって、非常に多くのサポーターの前でプレーできることっていうのは大切に思っていますし、そこに対して期待があったので、私がエージェントに「新潟に行きたい」という風には伝えさせていただきました。

サッカースタイルも、自分の前にいたチームはポゼッションを好む傾向があったチームであり、そこで良いプレーができていたので、アルビレックスも同様にそのポゼッションサッカーってところを志していることが、自分にとって、ここに加入にする大きな要因の1つではあります。

(日本に来てみて、この気候の違いなどはどう感じていますか)

皆さんもご存知の通り、スウェーデンはそんなに熱い国ではないので、自分にとってスウェーデンから日本に来ること、この暑さの変化っていうのは非常に大きいものですし、だからこそ、1週間から2週間ぐらいはこの天気になれる時間っていうのが重要、必要な気がしています。太陽が非常に強いので。

練習終わった後はすぐにホテルで寝ることしかできていないので、街はよくわかっていませんが、食べ物に関して言うと、このクラブハウスの食事もそうですし、僕が提供される食事っていうのは、何を食べても非常に美味しいですし、とても健康的なものっていうことは聞いているので、その食事を楽しむことっていうのはしっかりできてると思います。また、日本人の方々っていうのは常に親切なので、それも過ごしやすくしてくれることの大きな1つであると思います。

(ご自身の武器をチームにどういう風に発揮していきたい)

私自身のクオリティーはゴールを取ることだし、ゴール前でボールを受けるところのポジションの取り方であったりとか、裏への飛び出しっていうのも含めて、前線の中で活性化させることっていうのが、自分のとても大切なタスクだと認知しています。

(スウェーデンでは、例えば何試合何ゴールを記録したとか)

いまシーズン中の移籍なんですけど、そのうち5試合スタメンで出て、4得点2アシストです。残りの試合は途中から出場して20~30分出てとか、そんなプレーの形でした。

(新潟サポーターへ意気込みを)

ホームゲームもたくさん来てくださるということですけど、アウェーゲームもこれからある中で、ぜひ皆さん、たくさん多くの方に来てほしいと思います。試合の中では、僕たちが負けてるシチュエーションもあるかもしれませんし、0ー1、0ー2と苦しい状況でも皆さんの声が僕たちに大きな力を与えてくれます。だからこそ、少しでも多くの方が僕らの試合に来てくれて、皆さんと共に戦い、皆さんと共に勝利を目指すことっていうのを約束したいと思います。

(名前はなんと呼べばいいですか)

アブデル、サイディ、ブーダの3つからお選びください(笑)

ブーダが母方の名字になります。皆さんが呼びたいように呼んでくれれば。一応チームではブーダと呼ばれています。

(スウェーデンからシーズン中に日本へという決断は)

自分としては...

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