第四北越銀行(新潟市中央区)は31日、県や日本政策投資銀行などと共同で、地域経済活性化に向けた官民連携ファンドを立ち上げたと発表した。総額は26億2600万円。12月末をめどに追加出資を募り、総額40億円規模となる見込み。

 ファンドは、経済や社会の活性化に貢献する民間の長期事業を資金面で支援する狙いで、県や金融機関が設立を目指していた。

 31日付で「にいがたサステナブル地域創生投資事業有限責任組合」を設立した。第四北越銀、県、政投銀のほか、大光銀行(長岡市)、第四北越キャピタルパートナーズなどで構成。第四北越銀と県が各10億円、政投銀が5億円、大光銀が1億円を出資した。

 投資分野は観光、脱炭...

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