来年のミラノ・コルティナ冬季五輪開幕まで6日で半年。選手たちは真冬の頂点を目指し、この真夏にも鍛錬を積む。今冬のワールドカップ(W杯)が主な戦いの場となる県勢。すでに出場が有力視される選手もいるが、最後の選考レースまで全力で戦い抜く。

 フリースタイルスキー・スキークロス男子の須貝龍(チームクレブ・胎内市出身)は、すでに全日本スキー連盟が示す派遣基準をクリアしている。古野慧(U-NEXTホールディングス・長岡市出身)は残り7戦のW杯で上位に食い込むことを目指す。

 スノーボードのハーフパイプは3月の世界選手権、昨季(2024〜25年)と今季のW杯、全日本選手権から成績の良い2大会の結果を基に選出...

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