糸魚川市役所
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 糸魚川市が駅北地区で計画する子育て支援のための広場整備に関連し、整備に必要な旧東北電力ビルと旧宮田ビルの解体工事の入札が不調に終わったことが7日、分かった。

 解体工事を巡っては、当初は旧東北電ビルだけで計画され、解体工事費を9800万円に設定したが、今年1月までに5回にわたり不調となった。市は6月、近隣の旧宮田ビルも一体で解体を進める方針に変え解体費の上限を2億5千万円に引き上げていた。

 通算6回目となる不調の結果を受け市担当者は「今後については庁内で検討する」と話した。

 駅北地区では米田徹前市長が子育て支援複合施設を計画したが、4月の市長選で当選した久保田郁夫市長が6月に中止を表明し、代替...

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