
長岡市は、上下水道の料金を2026年7月から引き上げる方針を決めた。上水道は平均28%、下水道は平均10%の上げ幅で、それぞれ基本料金と従量料金を見直す。
長岡市の水道事業は、人口減少に伴う料金収入の減少が続く一方で、施設が老朽化して維持更新費が増加すると見込まれており、26年度から5年間で54億円の財源が必要となる。水道料金の値上げは25年ぶり。市水道局は「水道の安全安心を守るため、ご理解とご協力を頂きたい」としている。
下水道料金の改定は、下水道事業経営戦略に基づいた3段階の値上げの一環で、23年度に続き2回目。市土木部によると、24年度末時点の汚水処理費用に対する使用料収入の比率(回収...
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