川遊びをしながら水生動物について学ぶイベント「夏休み親子魚探検隊」が、五泉市の早出川の善願橋周辺で開かれた。市内外の親子連れら約30人が参加し、川の中の魚や虫を夢中で探した。

 イベントは、県内の市民団体「生物多様性保全ネットワーク新潟」が毎年企画している。今年は8月上旬に開かれた。

 参加者は、たも網やプラスチック水槽を持って川に入った。箱めがねを使うなどして水中に目を凝らし、ハゼ科のヌマチチブやヨシノボリ、オイカワなどを次々と見つけた。参加者は「大きい」「かわいい」と歓声を上げていた。

 コオニヤンマのヤゴなどを捕まえた新潟市西区の男児(5)は「いっぱい魚がいて楽しい」と笑顔だった。

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