
水害を想定してドローンによる救援物資の運搬などが行われた防災訓練=柏崎市東長鳥
柏崎市は、豪雨による水害を想定した総合防災訓練を北条地区で行った。県や警察、自衛隊など各機関と連携し、アンダーパスにたまった雨水の排水やドローンによる救援物資の受け取りなど災害時の動きを確認した。
総合防災訓練は市防災会議が年1回、対象の地域を変えて行っている。今回は8月下旬に行い、北条地区の住民や各機関の職員ら約600人が参加した。
訓練は、市内に断続的に雨が降り続いた影響で、長鳥川の水位が上昇して土砂災害や洪水の危険性が高まったとの想定で実施。浸水被害などが発生する前に、避難を完了するための手順を確認した。
広田駐在所近くのアンダーパスが冠水したとの想定で行った排水作業では、市消防の職員...
残り169文字(全文:469文字)