長岡市と長岡商工会議所が市内事業所を対象に行った2025年4〜6月期の景況調査では、業況判断指数(DI)はマイナス21・2となり、前期(1〜3月期)と比べ5・8ポイント改善した。改善は3四半期ぶり=グラフ参照=。前期に大幅に悪化した製造業で、持ち直しが見られた。

 DIは、前年同期比で業況が「良い」と答えた事業所の割合から「悪い」とした割合を差し引いた値。23年1〜3月期には、新型コロナウイルス感染禍からの需要回復を背景に、プラス圏に浮上したが、その後はマイナス圏が続いている。

 DIを業種別に見ると、製造業は前期比20・6ポイント改善のマイナス14・5。商業(卸売り、小売り、サービス)も1・2...

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