サッカーJ1アルビレックス新潟の熱い戦いが続いています。新潟日報の紙面でも選手の言葉、監督の言葉を伝えていきますが、ウェブ版では取材した内容をほぼ全部紹介します。

アウェー横浜FC戦・試合前日

19日、聖籠町
19日、聖籠町
19日、聖籠町
19日、聖籠町
19日、聖籠町
19日、聖籠町
19日、聖籠町
19日、聖籠町
19日、聖籠町
19日、聖籠町
19日、聖籠町
19日、聖籠町
19日、聖籠町
19日、聖籠町
19日、聖籠町
19日、聖籠町

練習後、入江徹監督のほか、MF島村拓弥選手、DF橋本健人選手が各社合同の前日会見に出席しました。

◆目に見える結果を MF島村拓弥

(横浜FCはどんな印象)

そうですね。ロングボールを使って前線にすごいフィジカルの強い選手とかいて、そのクロスだったりとか、サイドの新保選手とかはいいクロスを上げるっていうイメージがありますし、そっからの得点だったり、そういうイメージはあります。

(新潟としてやりやすさ、やりづらさは)

ロングボールは結構使ってくると思うんですけど、そこらへんはやっぱり競り合いの部分だったりっていう、やりにくさとかはあると思うんですけど。その一方で、自分たちも自分たちのサッカーっていうか、細かくつないで相手のゴールに迫るチャンスも多分あると思いますし、その中で1点、2点取れるようにやっていきたいなっていうのは思います。

(途中で試合で流れを変える役割が多いが特長は出せているか)

そうですね。もう徐々に徐々に出せてる部分はありますけど。この前の試合とかだったら、再度えぐってクロス合わないシーンありましたけど、そういうシーンをどんどんどんどん、1個だけじゃなくて2個、3個っていうチャンスメイクっていうのをしていかないとダメだと思いますし、アシスト、得点っていう目に見える結果っていうのを早く出せるようにやっていきたいです。

(順位としては19位と20位の戦いとなるが)

いやもうほんとにすごく重要な一試合だと思いますし、勝てばその勝ち点差も縮まる中で、必ず勝たないといけない試合だなっていうのは思います。

(そのためにチームとして何が重要か)

いや、気持ちじゃないですか。もう本当に相手に勝つっていう気持ち1つだと思います。

(島村選手からチャンスが生まれるが得点につなげるためには)

そうですね。僕自身もうちょっとチャンスメイクっていう部分は多少なりともできてると思うんですけど、そのチャンスメイクの数をもっと増やしていけば点につながるかなっていう風に思って、相手に仕掛ける回数を増やすことだったりとか、ボールに触る回数を増やしていきたいなっていうのは思います。

(加入して10試合くらいだが、変化は)

そうですね。ゴールに迫るチャンスっていうのは増えてきてると思うんで、その中で得点が取れてないっていうのはまた課題ではあるんですけど、そのチャンスシーンっていうのは増えてきてるのかなっていうのは思います。

(同じサイドの藤原選手とかと話は)

そうですね。その場面場面でこうしてほしいっていうのは、藤原選手だけじゃなくて、近くの選手とコミュニケーションは取るようにして、その中で意見交換っていうのはやってます。

(明日も多くのサポーターが駆けつけると思うが、どんな姿を見せたいか)

そうですね。僕が加入してまだ勝ってないので、その勝ち試合を明日は見せられるように頑張っていきたいなっていう風に思います。

(ピッチで冷静にプレーしてるように見えるが)

そうですね。あんまり表情に出さないっていうか、そういうタイプだと思うんですけど。でも目の前の相手に勝つだったり、そういう球際の部分っていうのは、やっぱ試合に勝つ上においてすごく大事なことだと思いますし、そういうところは常に意識しながら、あとは自分は途中出場で入ることが多いので、できるだけボールを触ろうっていうのは心がけて入ってますね。

(相手は5バックにする時もあるが、打開するイメージは)

背後っていうところは意識して、そこからサイドでもらって、自分のドリブルだったり、周りを生かしながらゴールに迫れればいいかなっていうのは思ってます。

◆“当たり前”をもう一度見直した DF橋本健人

(重圧のかかる試合になると思うが気持ちの面では)

そうですね。はい。いい準備ができてると思ってます。

(清水戦から、チームとしてどんな改善を)

失点のところも含めてですけど、まずはやっぱり勝ててない現状の中、やっぱり細部にこだわるっていうところが必要になると思います。そういう細かいずれとか、チームとしての隙をなくすっていうところと、あとはもうチームとしてちゃんと動くというか。おのおのがちゃんと「これをやろう」っていうチームの戦術なり、役割があるんだから、それを全うしようということだったり、そういう今まで当たり前すぎて言ってこなかったところの決まりごととか。具体的に言えば、クロスにはちゃんニアに1人入ろうとか、そういう今までキャンプの時から言ってきた当たり前をもう一度見直したというか、っていうところはあったと思います。

(相手は守備時に5バックになるが、左サイドはどう攻略するか)

最初、多分すごいプレスかけてくると思うんですけど、それがうまくいってなくて、相手が下がってブロックを固めて、相手がカウンター狙いになる局面には絶対どっかのタイミングあると思うんで。そういう時に自分たちがちゃんとまずはボールをスイングするっていうところ、相手を揺さぶるっていうところと、あと中央のコンビネーションとか、ハイサイド取りに行くところとかも入江さんに今週言われてたし。あと左サイドに関して言えば、相手が下がった場面で、結構自分が左足でオープンで持てる場面とか、前に関わっていく回数っていうのは多くなると思うんで、そこでちゃんとクオリティーを出せるかっていうところは、ずっと言ってますけど、得点につながる部分の質っていうのはすごい求められてると思うんで。ランニングする選手を逃さないとか、フィードだったり、クロスの部分ですね。そういうクオリティーは求められてると思うんで、そこは出していきたいなと思います。

(先制点が欲しい一方、前半に失点したくない)

そうですね。どっちにも。もちろん勝ちたいので攻撃しますけど、さっきとちょっと重なりますけど、最初、多分勢いよくプレスに来たところの最初の15~20分っていうのはすごく鍵になると思っていて、そこをどう過ごせるか。清水もそうでしたけど、結構最初がって取りに来て、そこで失点して0―1で始まっちゃうみたいなのは。鹿島戦とかもそうでしたけど、前からプレスする相手に対してそういう時間は来るんで、そこをちゃんとゼロでしのげるかっていうところと、ずっとそれが続くチームはないし、相手は撤退するっていう選択もするんで、そうなった時に自分たちがクオリティーをちゃんと出せるかていう、そういう流れのある試合になると思うんで、要所要所でちゃんと自分たちが隙を見せずに、役割を全うできれば、ちゃんとゼロで試合を進めていけると思っています。

(クオリティーは、プレッシャーのかかる試合でどれだけ出せるか)

うちもですけど、向こうのチームも、勝ててないチーム同士の試合って、やっぱりどちらにもチャンスって絶対転がっていると思うので。その中でチャンスをいかに仕留めきるかっていうところもそうだし、逆に言えば防ぎ切るかっていう。絶対自分にも試合を決めるチャンスってのは確実に来るって思ってるんで、そこでしっかりと普段の努力というか、自分の武器をちゃんと発揮するっていうところは絶対訪れると思っていて。そこをびびらないというか、やらない選択をしないっていうところはすごい重要だと思うんで、そういう前向きな選択を常にできるように臨みたいなと思います。

(三ツ沢球技場は橋本選手にとってどんな場所ですか)

憧れの場所でした。僕は横浜FCのアカデミーで育って高校までお世話になったんで、中学の頃からプロになるっていうのを具体的に意識したのは、あそこで試合を見て、横浜FCの選手の試合を見るようになってから、あそこに立ちたいっていう目標を、なんか子供の頃のずっと夢だったので、憧れの場所です。

(その横浜FCとの試合は残留を争う上でどういう試合になるか)

皆さん分かっている通り、勝つか負けるかで大きな差はありますし。ここを勝たなければ、ここをというか毎試合ですけど、勝たなければいけない試合っていうのは、みんな分かっていると思うんで、そこは覚悟を持って臨むことが大事かなと思います。

(セットプレーも大事になると思うが、キッカーはどういう思いで)

それはいつも変わんないですね。セットプレーで得点は欲しいし、最近だと多分アウェー福岡戦ぐらいから得点がないと思うんで。元々多いチームじゃないっていうのは分かっているんですけど、キッカーの質でなんとかなると思ってるし、前回の清水戦に関してはいい場面が何個か作れたんで、そういうのを継続していくっていうところと、まずそのCKの本数が増えるような展開にまでしていかないといけない。CKが少ないんで、CKを取れるような攻撃というか、ポケットを取りに行くとか、サイドの深い位置までえぐっていくっていうところは必要なのかなと思います。

(橋本選手のアシストから幕が開けたシーズンだったが、今のこの立ち位置はどう捉えている)

いや、全く納得できないですし...

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