新潟県は19日、佐渡市の加茂湖で、赤潮プランクトンを1ミリリットル当たり最大5500個確認し、警報値の1ミリリットル当たり500個を超えたと発表した。養殖カキの異常は確認されていない。県は漁業関係者に注意を呼びかけた。

 県などは毎年7〜10月、原則2週間に1回モニタリング調査を行っており、18日実施の調査で警報値を超える赤潮プランクトンを確認した。警報値を超えたのは2020年10月以来。

 赤潮プランクトンは高水温、高塩分で発生しやすいとされるが、県は「原因は特定できていない」とした。警報値を下回るまで毎週モニタリング調査を行う。

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