羽田空港の滑走路で海上保安庁の所属機と衝突し炎上する日航機=2024年1月
羽田空港の滑走路で海上保安庁の所属機と衝突し炎上する日航機=2024年1月

 羽田空港で2024年1月に日航機と海上保安庁機が衝突し海保の5人が死亡した事故から2日で2年となった。これまでの調査で海保機が滑走路に誤進入したのが主因とみられており、再発防止が重要課題。国土交通省は即効性のある対策として、滑走路上の警告灯の導入を急ぐ。管制官不足解消といった恒久的対策も不可欠で、空の安全の確立は道半ばだ。

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 <羽田航空機衝突事故> 2024年1月2日、羽田空港C滑走路に着陸した札幌発の日航機と、滑走路上にいた海上保安庁機が衝突し、ともに炎上した。能登半島地震の支援のため新潟航空基地に向かう予定だった海保機は乗員5人が死亡し、機長が重傷。日航機の乗客乗員379人は全員脱出した。運輸安全委員会は24年12月の調査経過報告で、無許可で滑走路に入った海保機長が「管制官から許可を得た」と認識していたと明らかにした。警視庁は業務上過失致死傷の疑いもあるとみて捜査を進めている。

 警告灯は「滑走路状態表示灯(RWSL)」と呼ばれる。国交省によると、直径約30センチで、誘導路や滑走路に15〜30メートル間隔に並べて埋め込む。レーダーなどで機体を検知し、自動で点灯・消灯する。滑走路を横断する機体があれば、赤い照明が路面に沿って点灯し、離着陸機へ警告を示す。

 国交省によると、新千歳や大阪(伊丹)、福岡、那覇の各空港で...

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