県警察学校を卒業し、新人警察官として歩み始めた初任科生ら=26日、新潟市西区
県警察学校を卒業し、新人警察官として歩み始めた初任科生ら=26日、新潟市西区

 今年4月に県警察学校(新潟市西区)に入校した初任科生(短期課程)の卒業式が26日、警察学校で開かれた。卒業した33人は、新人警察官として県内の治安を守る担い手となる決意を新たにした。

 卒業したのは大卒の22〜30歳の男性25人、女性8人。約6カ月間、寮生活を送りながら実務に必要な法律のほか、柔道、剣道などの術科を学んできた。26日付で県内23署に配属された。

 式では卒業生の名前と配属先が読み上げられた。左京秀明学校長は「困っている人への優しさと、不正に対して敢然と立ち向かう強さを兼ねそろえた警察官になることが使命だ」と式辞を述べた。

 長岡署に配属となった柿村季樹(としき)巡査(22)は「安心...

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