県庁の森などの活用を考えるプロジェクトチームの初会合=26日、県庁
県庁の森などの活用を考えるプロジェクトチームの初会合=26日、県庁

 県は26日、県庁敷地内の「県庁の森」の活用策を考えるプロジェクトチームの初会合を開いた。1985年の県庁移転から40年。当時植えられた木々が茂り、暗くて立ち寄りにくいとの声があるため、県は交流の場となるよう年内に案を取りまとめ、2026年度にも整備を始める予定だ。

 初会合には10人が参加し、県庁の森や前庭など緑がある計約2万3500平方メートルのエリアと行政庁舎1階の活用を協議することを確認した。正面入り口の植え込みに市町村のシンボルの木を植える案や、チューリップなど県の六つのシンボルを巡る見学ルートづくりの案が出された。

 今後有識者に意見を聞くほか、若者や子どもへのアンケートも行い、12月...

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