金型設計・製作の吉井金型製作所(燕市)が、30日付で事業を停止し、自己破産申請の準備に入っていたことが30日、分かった。帝国データバンク新潟支店によると、負債額は2023年12月期末時点で約1億9000万円を見込んでいるが、変動している可能性があるという。

 帝国データバンク新潟支店によると、吉井金型製作所は1985年に創業し、翌86年7月に法人改組された金型の設計・製造業者。自動車部品や建築金物といったプレス金型を手掛けており、2016年12月期には年売上高約1億7123万円を計上した。

 しかし、...

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