
定例記者会見に臨む中原八一市長=30日、新潟市役所
新潟市中央区の旧地下商店街「西堀ローサ」を再度活用するに当たり、市が100億円超と概算した修繕費について、中原市長は30日の定例記者会見で「市が全額負担することも考えないといけない」と述べた。
ローサは1976年開業。経営難により、今年3月に営業を終了するまで長年設備が更新されず、空調や給排水、電気設備など約350カ所のうち、9割以上は老朽化により早急に修繕や更新が必要とされる。
中原市長は、100億円超という金額について「非常に多額で驚いた」と感想を述べた一方、「中心部の価値ある施設で、できれば再利用したい」と語った。
市は現在、...
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