3月に営業を終了した西堀ローサ。老朽化が激しく、利活用には高額の修繕費が見込まれている=2日、新潟市中央区
3月に営業を終了した西堀ローサ。老朽化が激しく、利活用には高額の修繕費が見込まれている=2日、新潟市中央区

 3月に営業を終了した新潟市中央区の地下商店街「西堀ローサ」の利活用が可能かどうかを検証するため、新潟市は民間による実現可能性調査(フィージビリティスタディ、FS)を始めた。ローサの全面修繕には100億円超を要するとの概算が既に示されているが、調査では現地の状況を基に修繕コストや、利活用した場合の収支などをより詳しく試算。年内にも結果を公表し、利活用を検討する事業者の判断材料にしてもらう考えだ。

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