解散を決議した新潟地下開発の臨時株主総会=23日、新潟市中央区西堀前通6
解散を決議した新潟地下開発の臨時株主総会=23日、新潟市中央区西堀前通6

 新潟市中央区の地下商店街「西堀ローサ」を運営していた市の第三セクター新潟地下開発(中央区)は23日、臨時株主総会を開き、会社を7月31日付で解散することを決めた。解散後は事業を停止し、清算に向けた手続きが進められる。

 株主総会は、冒頭を除き非公開で行われた。新潟地下開発によると、解散は全会一致で決議された。清算人には、新潟シティ法律事務所の村山雄亮、岩原一馬の両弁護士を選任した。

 終了後、佐藤健之代表取締役は、西堀ローサは公共性が高く、長期的な視点で運営すべきだったと指摘。解散方針が決まった後の2024年に現職に就いたため、これまでの経営管理の是非は検証できないとしながらも、「長期的な経営計...

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