中原八一新潟市長の定例記者会見=7月18日、新潟市役所
中原八一新潟市長の定例記者会見=7月18日、新潟市役所

 新潟市の中原八一市長は18日の定例会見で、中央区の地下商店街「西堀ローサ」を運営してきた第三セクターに対する貸付金9億円が回収不能となった事態を巡り、市の責任について外部評価を実施する方針を明らかにした。

 市議会6月定例会では、一連の問題について市が「返済計画や事業計画の提出を求めず、返済を猶予した」「老朽化の問題にうまく対応できなかった」などと行政の責任を独自でまとめ、文教経済常任委員会で説明した。これに対し、議会から外部評価を求める声が上がっていた。

 中原市長は会見で、西堀ローサの新たな利活用法を模索している一方で「議会から求められていることを放置したまま、前に進むことはできない」と述べ...

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