
洋上風力発電事業で、送電線埋設に向けて始まった試掘調査=1日、胎内市村松浜
村上市と胎内市沖で進む洋上風力発電事業で、陸上工事の最初の工程となる試掘調査が1日、始まった。送電線を地中に通すため、上下水道管などの位置を特定する。4月にも始まる予定だったが、元請け企業の選定遅れを理由に延期され、半年遅れで着工した。
陸上工事は関西電力グループのかんでんエンジニアリング(大阪)、栗原工業(同)、大林道路(東京)による建設共同企業体(JV)が担う。海上から陸揚げした送電線を聖籠町の東北電力ネットワークの変電所に接続するため、約13キロの区間の大部分で地中に埋設する。
そのうち、試掘調査は...
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