
新潟水俣病阿賀野患者会と新潟水俣病共闘会議は17日、先月に就任した石原宏高環境相に対し、新潟水俣病の早期解決に向けた要請書を送付した。
要請書では、新潟水俣病の公式確認から今年で60年がたち、被害者の高齢化が進んでいる現状を説明。阿賀野川流域の視察や、県などによる「新潟水俣病の歴史と教訓を伝えるつどい」への出席、被害者との懇談などを求めた。
国が行うとしているMRIなどによる住民健康調査ではなく、被害者団体の意見を踏まえた調査を行うことも要請に盛り込んだ。
共闘会議の高野秀男幹事長は「問題解決は環境省の使命だ。新大臣の下で一刻も早い救済を求めたい」と話した。
...











