
街並みに明かりをともしたイベント「トチオノアカリ」=長岡市谷内2
長岡市栃尾地域中心部で、街に明かりをともすイベント「トチオノアカリ」が開かれた。2日間で1万2千人が訪れ、明かりに優しく照らされた街並みに見とれていた。
地元の中学生が「街を明るくしたい」と発案して以来、地元住民らでつくる協議会が毎年開き、10周年を迎えた今年は9月27、28日にあった。雁木(がんぎ)が連なる谷内通りの商店街や周辺の寺社を会場とし、繊維産業で栄えた栃尾地域で使われていた「糸繰(いとくり)木枠」で作った約1400個のランプや、光を使ったアート作品で彩った。
地域の幼保育園と小中学校に通う子どもたちが和紙で作ったランプや、市内の大学生が手がけたきらびやかな作品も飾った。一帯は記念...
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