
脳卒中や心臓病の予防について専門医が解説した講座=28日、新潟市中央区
脳卒中や心臓病など循環器病を医師が解説する市民公開講座が28日、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで開かれた。県脳卒中・心臓病等総合支援センター(にいがた脳心センター)の開設を記念し新潟日報社が主催した。循環器病は段階を追って進行するため予防が可能だとして、センターの医師らが対策を呼び掛けた。
循環器病はがんに次いで国内の死因第2位。7月に新潟大医歯学総合病院(新潟市中央区)に開設された脳心センターは、治療支援や予防の啓発、循環器系の専門人材育成などに取り組む。
講座は約200人が聴講し、猪又孝元・センター長のほか行政、医療関係者が講演した。猪又センター長は「循環器病はリスク発症から重症化...
残り187文字(全文:487文字)