
大阪・関西万博の特許庁出展ブース「知財のチカラ」で展示されるヨシ糸を使った亀田縞の作務衣(アトリエMay提供)
水辺環境の再生などに取り組む新潟市のNPO法人「新潟水辺の会」が、市内外の企業と協力して鳥屋野潟(新潟市中央区)で刈ったヨシから亀田縞(じま)の作務衣(さむえ)を作った。地域の未利用資源を活用した循環型のエコ製品として、開催中の大阪・関西万博で10日まで展示される。
水辺の会は地域の潟を里山と同様に「里潟」と位置づけ活動する。作務衣作りは、資源の循環利用や環境改善につなげる手法を探る「里潟ヨシ糸プロジェクト」の一環。潟に...
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