日銀新潟支店が1日発表した9月の県内企業短期経済観測調査(短観)は、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が全産業で前回の6月調査から3ポイント上昇のプラス9となり、2四半期連続で改善した。価格転嫁の進捗(しんちょく)や需要の底堅さなどを要因に製造業、非製造業ともに改善した。

 DIは業況が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を引いた数値。プラスは景況感が良いと感じる企業が多いことを示す。調査の回答期間は8月27日〜9月30日で、260社中、259社が回答した。...

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