
長岡市の市民団体「長岡民話の会」は100の昔話を語る恒例の「長岡民話百物語」を、24、25日にアオーレ長岡で開く。節目となる20回目の開催で「地域に残る昔話をしっかりと引き継ぐ原点回帰の場にしたい」と意気込んでいる。
年々語りの場が減る中、民話を次代へ残す役割を強化しようと、会は「語り継ぎたい昔話」の選定に着手した。まずは「とりのみじさ」「鮭女房」「踊る骸骨」など36話を選び、今回の百物語の中で発表する。今後も語り継ぎたい昔話を増やしていく予定だ。
青柳保子会長(76)は「笑い話、悲話など幅広いジャンルから選んだ。存分に語りを楽しんでほしい」と呼びかけている。
民話のほか、24日は瞽女(ごぜ...
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