
ダイヤメットが開発を進めるコンバーターの部品
自動車部品製造のダイヤメット(新潟市東区)が、電流電圧の変換に使われる「コンバーター」の研究開発を名古屋大と進めている。人工知能(AI)の普及などでデータセンターの新増設が進む中、独自技術で、サーバーに組み込まれる部品の小型化を目指す。
ダイヤメットは、粉末状の金属をプレスし、加熱して仕上げる粉末冶金(やきん)法で、自動車向けのエンジン部品などを手がけている。技術を応用して新分野進出を図ろうと、通電すると磁力が発生する「軟磁性材」に着目。2023年からコンバーター回路の開発を進めている。...
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