
ひきこもりを経験した人やその家族が登壇したトークイベント=11日、新潟市東区卸新町2
ひきこもり経験者らの声を聞き、誰もが生きやすい地域について考えるイベントが11日、新潟市東区のNOCプラザで開かれた。市民ら約60人が来場し、支援の在り方を探った。
イベントは厚生労働省主催の全国キャラバンとして開催。今年は全国6都市を回る。本県での開催は初。
ひきこもり当事者らの就労準備を支えるNPO法人「新潟ねっと」代表理事の村山賢さん(50)を中心としたパネルトークでは、県内で就労準備支援に携わる安田翔馬さん(35)と、当事者らの親でつくる新潟市西区のグループを運営する永井磨澄さん(54)が登壇した。
安田さんは自らが、永井さんは家族がひきこもりを経験している。2人は当時を振り返り、「...
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