国土強靱化の推進などを求める決議をした北陸地方治水大会=22日、新潟市中央区
国土強靱化の推進などを求める決議をした北陸地方治水大会=22日、新潟市中央区

 県などは22日、新潟市中央区で北陸地方治水大会を開き、激甚化、頻発化する水害から住民を守るため、国に対して予算を確保して国土強靱(きょうじん)化を進めるよう求める決議を採択した。

 大会は、新年度予算の確保に向け、本県と富山、石川、長野、福島の5県と全国治水期成同盟会連合会が開催。各自治体の治水関係職員や国土交通省などから約220人が参加した。

 決議には、国土強靱化の推進のほか、気候変動の影響を反映した治水計画の見直しや河川管理施設の保全に向けた予算確保などを盛り込んだ。

 新潟県河川協会長の田村正幸・湯沢町長はあいさつで「治水事業の役割は極めて重要で、関係機関の協力と(事業の)着実な推進が不可...

残り8文字(全文:308文字)