
大雨による水害を想定して行われた金井小の避難訓練=佐渡市千種
佐渡市千種の金井小学校で、豪雨による水害を想定した避難訓練と防災教室が行われた。参加した児童は、浸水を防ぐ土のう作りを体験し、洪水の危険性や避難時の対応を学んだ。
新保川に隣接する金井小は2年に1回、新保川の水位が上昇して洪水の危険性が高まったと想定した訓練を実施している。
防災教室は4日に行われ、水で膨らむ「簡易土のう」作りに5、6年生が取り組んだ。簡易土のうには吸水ポリマーが入っていて、児童らが水に漬けて手でもむと約5分で膨らんだ。作った土のうは、玄関前に積み上げた。
緊急放送が入ると、全校児童約300人が教諭の指示に従って素早く3階の教室に避難。金井小に隣接する金井保育園の園児と職員約...
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