「『国際湿地都市新潟』を歩んでいこう」と題して開催された講演会=新潟市北区前新田乙
「『国際湿地都市新潟』を歩んでいこう」と題して開催された講演会=新潟市北区前新田乙

 ラムサール条約の「湿地都市」に認証されている新潟市の未来について考える講演会が、新潟市北区の水の駅「ビュー福島潟」で開かれた。名誉館長で、新潟大学名誉教授の大熊孝さんは鳥屋野潟や福島潟などを挙げて「自然豊かな光景が、都市のすぐそばで見られるのが新潟。人と湿地の関係を今後も深める必要がある」と強調した。

 福島潟や佐潟など大小16の潟がある新潟市。湿地の保全や利活用に積極的な自治体として2022年に国内初の「湿地自治体」(当時)に認証された。25年3月に...

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