SFアニメ「超時空要塞(ようさい)マクロス」や「機動戦士ガンダム」などの作画を手がけたアニメーターの板野一郎さん(66)=東京都=のワークショップが、新潟大学(新潟市西区)で開かれた。戦闘表現が得意な板野さんは、双眼鏡を使って演出の一例を紹介。学生に対し、柔軟な思考でアイデアを出すことの大切さを伝えた。

 板野さんは映像制作会社「紺吉(こんよし)」(十日町市)の映像創作顧問を務め、十日町市の国宝・火焰(かえん)型土器がモチーフのオリジナル作品「REKKA」の制作に携わっている。県内の若者にアニメの面白さを知って

もらおうと、紺吉と新潟大が20日に講義を企画。人文学部の学生ら24人が参加した。

 板野さんはアニメ制作の現場では、...

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