ワークショップで交流を深めたファシリテーター事業20周年の記念行事=25日、新潟市西区
ワークショップで交流を深めたファシリテーター事業20周年の記念行事=25日、新潟市西区

 学生が地域の小中高校を訪ねて国際理解の促進に努める、新潟国際情報大(新潟市西区)の「国際交流ファシリテーター事業」が始まり、ことしで20年となった。記念行事が25日、大学で開かれ、学生やOB・OGら約50人が交流した。

 国際交流ファシリテーター事業は2005年に始まった。ファシリテーターは進行役や意見調整役を意味する言葉。留学などを経験した学生が訪問先で対話を促進し、新しいアイデアや解決策を一緒に考える活動だ。紛争や環境、貿易など国際問題をテーマに、延べ504の学校・団体でワークショップを開いてきた。

 記念行事には事業に関わった歴代の学生と教員が集まり、旧交を温めた。ワークショップで「外国人...

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