作品展に向け、すすき画廊で準備する(左から)オーナーの清部皆律さん、作家の廣田わかなさん、牧田藍さん=弥彦村中山
作品展に向け、すすき画廊で準備する(左から)オーナーの清部皆律さん、作家の廣田わかなさん、牧田藍さん=弥彦村中山

 弥彦村中山に移住した男性が、自宅の一部を活用したギャラリー「すすき画廊」を設けた。11月1〜10日の若手作家2人による作品展を皮切りに本格オープンする。これから弥彦を起点に文化を発信し、立ち寄った人の交流の拠点にしたい考えだ。

 すすき画廊を開いたのは、長岡造形大卒で富山県出身の清部皆律(せいべかいり)さん(28)。会社勤務を経て、情緒のある弥彦村に腰を据えたいと、築約40年の2階建て住宅を昨年11月に購入。「素朴ながら、親しみを感じてもらえる場をつくりたい」と、構想を抱いていたギャラリーの開設準備も進めてきた。

 ペン画を手がける清部さんは今年4月、...

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