
海洋高の生徒に教わりながら魚醬造りに挑戦した八千浦小の児童たち=上越市下荒浜
上越市下荒浜の八千浦小学校の5年生26人が、魚を発酵させる調味料「魚醬(ぎょしょう)」の仕込み作業を体験した。海洋高校食品科学コースの生徒らの指導を受け、サケのミンチや塩などを手でもみ込んだ。
八千浦小の5年生は地元の食や発酵文化について学ぼうと、これまでみそ造りなどに挑戦してきた。今回はサケの魚醬「最後の一滴」を開発した海洋高校から、2年生ら5人を講師に招き、10月上旬に造り方を教わった。
児童は糸魚川市で取れたサケと、塩やこうじ、水を慎重に量りながらボウルに入れて混ぜ合わせた。海洋高の生徒から「腐らないよう塩の塊をほぐしてよく混ぜて」とアドバイスを受け、手でもみ込んだ。発酵させ火入れをし...
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