地域商社「きら星」が実証実験をしているデジタル移住相談所の画面
地域商社「きら星」が実証実験をしているデジタル移住相談所の画面
地域商社「きら星」が実証実験をしているデジタル移住相談所の画面

 長岡市への移住を希望する人を対象にしたデジタル移住相談所の実証実験を、移住支援などを手がける湯沢町の地域商社「きら星」が始めた。インターネットの仮想空間に設けた人工知能(AI)の案内人が、利用者の疑問に答える仕組みで、移住への心理的なハードルを下げる狙いがある。

 きら星は2019年の創業。延べ5千件以上の移住相談を受け、移住者に職業や住宅などを紹介してきた。9月に長岡市大手通2のコワーキングスペース「アッセンブル長岡」に拠点を設けたことを機に、デジタル相談所を開設することにした。

 デジタル相談所は、メタバース事業などを手がけるリプロネクスト(新潟市西区)のプラットフォームを活用。長岡市の移住...

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