
テロ対策訓練で不審者を取り押さえた警察署員ら=糸魚川市の姫川港
糸魚川市の姫川港で、大規模地震を想定した総合防災とテロ対策の合同訓練が行われた。上越海上保安署や糸魚川署、市消防本部などから約130人が参加し、非常時の連携を確かめた。
10月に行われ、防災訓練では港が震度6強の地震に見舞われ、タンクが損傷し火災が発生したと想定。消防が放水し、海に転落した船員を救助するなどした。
テロ対策訓練では、「外国人風の男が化学物質のタンクを撮影していた」との通報で糸魚川署員や保安署員が駆け付け、2人組の男を職務質問。男たちは逃走を図ったが、岸壁や停泊中の船上で取り押さえた。
講評で、上越海上保安署の坂井雄一郎次長は「災害や犯罪はいつ起きるか分からない。対応力を向上し...
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