インタビューに答える赤間防災相
 インタビューに答える赤間防災相
 インタビューに答える赤間防災相

 ―2026年度中を目指す防災庁創設に向けた取り組みは。

 「避難所の生活環境の抜本的な改善に取り組む。NPOやボランティア団体の連携もさらに強化していく。牧野京夫・防災庁設置準備担当相と共に力を尽くす」

 ―重視する政策は。

 「南海トラフ巨大地震や首都直下地震が想定されており、事前の防災対策をより徹底させる。地域によって住民の年齢層、気候などが異なり、細かなシミュレーションをしたい。大規模災害に緊張感を持って臨む」

 ―南海トラフ巨大地震の発生可能性が高まった場合に出る「臨時情報」の認知度が低い。

 「各主体による対策を検討してもらうため、8月にガイドラインを改定した。地域ブロック別の会議で自治体な...

残り317文字(全文:617文字)