高齢化で社会保障費が膨らむ中、多くの政党が現役世代の社会保険料を軽減するとアピールを競う。背景に保険料の上昇で手取り収入が増えづらく、物価上昇に直面する家計を圧迫していることがある。自民党と日本維新の会の連立政権が進める医療費削減の制度改革について、野党に反対する意見もあり、具体的な手法で対立する。

 自維政権は昨年10月の連立合意書に「現役世代の保険料率の上昇を止め、引き下げていくことを目指す」と明記。12月、医療費の支払いを一定に抑える「高額療養費制度」の患者負担の月額上限を今年8月から引き上げると決めた。市販薬と効能などが似た「OTC類似薬」では、来年3月から追加料金を求める。

 こうした...

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